当麻 合掌再生の家

 

当麻町で建築中の店舗兼住宅。この住宅の特徴は、何と言っても開拓期の製材所の屋根で使われていたという古い合掌(トラス)をそのまま再生した大屋根です。

 

 

間口6間に架かるアカエゾマツのすばらしい合掌、長い年月に磨かれたこの表情、もちろんそのまま生かしたいと思います。

 

 

内部は大きな架構が可能な合掌ならではのシンプルなプランです。平屋の真ん中で店舗と住宅を区切り、トラス頂部には鳩小屋を設け、ハイサイドライトから光が降り注ぎます。

 

 

屋根の下地を作る大工さん。けっこう急な5寸勾配。施工してきた中でも最大級の大屋根は野地板の数も1000枚を超えました。

 

 

現在は屋根も葺き上がり、本格的な内部の下地作りが始まっています。

 

 

巨大な室容積を有するこの建物、2台の薪ストーブとヒートポンプ式の温水暖房で暖めますが、それらの負担もなるべく少なくなる様に、このあと壁や屋根に断熱材を厚く吹き込んでいきます 。

 

 

秋口の完成を目指す合掌再生の家、ショップは地元ファッションブランドの直営店としてオープンします。長らく眠っていた合掌が、再びたくさんの人々に木組みの力強さや魅力を見せてくれることでしょう。

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